2012年8月29日水曜日

哺乳類にはない原猿の不全感

原猿とは極めて大ざっぱに云えば、原モグラが樹上機能を獲得した様なもので、馬や犬などは原猿よりはるか後に登場した(親和本能を発達させた)動物です。

そして、馬や犬などの親和本能は、彼らには自覚できないDNAの変異の積み重ねによって発達しましたが、それに対して原猿は、恒常的に飢えや怯えに苛まれており、否でも自覚せざるを得ないそれらの不全感をまぎらわす必要から共感機能(麻薬性の期待と応合の回路)を作っていった(もちろん、それ自体は自覚できないDNAの変異の積み重ねによって作られたのですが)という点が、決定的に異なる点です。

それから、
>負け猿だけが‘非常事態’なら、交尾相手のいない彼ら?によって本能の組み替えが進むというのは、なんかおかしいような???

という質問ですが、首雄はいづれ老齢化します。そこを襲って次の首雄になるのは、常に、それまで敗け猿であった若オスたちの中の強者です。従って、敗け猿の変異したDNAは、その後、オスにもメスにも遺伝してゆくことになります。


四方勢至

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